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家づくりのポイント基礎編

これから家を建てる人にとって、家づくりはまさに未知の領域と言えるでしょう。
事前にたくさんのことを調べ、しっかり勉強するということはトラブルを避けるためにも必要なことかもしれません。家を建てる前に予備知識として知っておいて得する、家づくりのポイントをご紹介しましょう。

 

家づくりの情報を手に入れるには

「ニューハウス」「ハウジング情報」「新しい住まいの設計」などの月刊住宅雑誌のほか、各地域の住宅情報誌やムック形式のさまざまな事例集を書店で 購入することができます。もちろん図書館でも閲覧できます。書籍もいろいろ出ていますが、中身が特定の工法をPRするための本も多くあります。リフォーム ブームやシックハウス、欠陥住宅が話題になって、テレビでも住宅専門番組が増えています。

情報源として、いま大盛況なのがインターネットです。雑誌やテレビが広告主である大手ハウスメーカー寄りの情報源になりがちでしたが、インターネットの世界は、建築家も工務店も、建て主も、自分でホームページを立ち上げて、PRや持論を展開しています。 このようにいま家づくりの情報は非常に豊富ですが、それだけにひとの意見を鵜呑みにせず、自分の目でみて、ふれて、自分の頭で判断することが大切です。

情報源は本やインターネット等様々。

家づくりのトラブル

営業担当者に疑問や希望を伝えていたのに、答えがはぐらかされていると感じたことはありませんか。自分は素人だからと遠慮して、聞けなかったことはありませんか? そうした小さなもやもやや直感的な不安を残したまま、契約をしてしまうと、家が建っても素直に喜べなかったり、あとから工事の欠陥や不満点が出てくるものです。不安や疑問をすべて解消できてから契約にのぞみましょう。

トラブルが起こると、必ず「言った、言わない(聞いていない)」の議論になります。打ち合わせで決まったこと、出した注文、プランの変更、手直し工事など、必ず書面に残してください。

工事が始まり、現場をみていると、イメージと違うと思うことがあるかもしれません。その場合でも、図面通りに施工されていたら文句は言えません。図面の段階で、よく見て、不明な点は説明を受けて、自分の希望の家になっているか確認しておきましょう。

また、現場でみて変更の希望があったら、速やかに現場の責任者に伝えてください。大工さんに直接頼むとあとでトラブルのもとになります。

引き渡し前の施工検査は、最後のチャンスです。そこで不備な点が見つかったら、そのことを書面に記録し、「手直し工事は何月何日までに完了します」という念書をもらいましょう。そして、手直し工事がすんでから、最終金を支払うようにします。

図面を見て、不明な点はあらかじめ説明を受けましょう

見積書を精査しましょう

大手書店で売られている「積算ポケット手帳」や「建築物価」といった参考資料で、誰でも物価を知ることができます。内訳明細書がきちんと提出されていれば、金額の高い安いを知ることはできます。

しかし図面から必要な部材と数量を拾い出したり、仕上げ表を見て仕様を判断することは素人には難しいので、設計事務所に設計監理を依頼するという方法をとるのも良いかもしれません。

 

契約時に注意すること

契約書はよく読んでください。不明なところは弁護士に相談しても、不利な条項は直させることです。印鑑は自分で押しましょう。口約束はしないで、書面にして残しましょう。仮契約書をつくらないでください。契約書は、公的機関が発行している書式を使いましょう。拇印や署名でも有効だから注意してください。
とくに約束金額を書類に残さないとトラブルは必至。契約書で決めた金額は決定額です。消費税は契約金額に入っていますか?確認しましょう。途中で追加工事を頼んだら、棚板1枚でも追加請求をされます。

工事契約書で決めることは、要約すると次の5つです。

家づくりの過程で次のような書類、図面がつくられます。

【契約前】
  • 現況測量図
  • 地盤調査報告書
  • 設計計画図書(平面図、立面図、断面図)
【工事契約時】
  • 確認申請書(副本)
  • 工事契約書・工事請負契約約款(コピーをとっておきましょう。)
  • トラブル時の対応設計図書(平面図、立面図、断面図、内部・外部仕上げ表・設備計画)
  • 見積明細書
  • 工事工程表
【竣工・引き渡し時】
  • 確認申請書(副本)
  • 検査済み証
  • 引き渡し証明書
  • 資格証明書

 

確認申請とは

建てようとする家が、建築基準法や都市計画法などに適合しているかどうかを審査するための公的な手続きです。設計プランが決まったら、市役所、区役所の建築課、建築指導課、建築審査課などの窓口に図面と所定の申請書類を提出します。

手数料として数万円かかります。(床面積ごとに決められています)通常は、十日から十五日ぐらいで確認通知書が届き、建築が許可されます。また住宅金融公庫を利用する場合、同時期に公庫の設計審査を受けることになります。

図面と申請書類を各窓口へ提出!

家づくりにかかる時間

土地があると想定してですが、施工期間は3~6ヵ月ぐらい。ユニット工法や工法の合理化で工期短縮をはかったものは比較的短い工期でつくれます。あまり工事を急がせると、施工ミスや手抜きの恐れがあります。必要な工事期間をとりましょう。
また、プランニングや依頼先の選定には、建てたい家や導入したい設備のイメージがはっきりするまで時間をかけて考えましょう。プランニングの段階で妥協したり、依頼先の選定を誤ると、後悔することになります。

 

家づくりの流れ

1. 敷地調査
2. 大まかなプランと見積り
3. 設計図・見積書
4. 支払い条件・支払い方法についての打ち合わせ
5. 確認申請
6. 融資代行/契約書・図面・仕様書の検討
7. 納得できたら契約
8. 工事着工/近隣挨拶/地鎮祭
9. 完成
何もない土地からいろんな人の力を借りて、少しずつ家が…出来ていきます。