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家づくりのポイント応用編

「基礎編」では、家づくりにかかる時間や、おおよその流れなど家づくりに関して、まずは知っておかなくてはならない基本の部分に触れています。
ではより住みやすく快適で、なおかつ経済的な家づくりをするためには、どういったところに気を付ければよいのでしょうか。

 

ローコストで良い家を建てるには

はじめから一番安価な材料や設備で家を建てれば当たり前にローコストの家が出来ます。ただし同じローコストでも、「質の良い家をできるだけ安く建てること」を目標にした家もたくさんあります。

それには建築家や工務店と信頼関係を築くことが一番。「こんな暮らし方がしたいから、こんな家が欲しい」など、主張すべきことをきちんと伝え、それをちゃんと叶えてくれる。また造形や空間は、プロとして信頼できる造り手に任せましょう。シンプルなデザイン、工法の合理化、仕入れの工夫、ランニングコストの少ない家など、コストダウンの方法はいろいろあります。
現場と工務店が近いほどコストは削減できるので、地元の業者に頼む方が有利です。完成後のアフターケアにも有利で、修理を頼むのも気がラクです。

こんな家に住みたい!としっかり伝えて。

建売住宅はとくに業者の下調べが必要

時間をかけて家づくりをするのは煩わしい、注文住宅を建てるほど予算はないけれど立地のいいところに住みたい、と考える方にとって建売住宅は魅力的かもしれません。すでに建っていて住む人の希望が反映されない分、コストが抑えられるからです。
しかし造る過程を見ることができない建売住宅は、魅力的な外観や最新の設備といった外から見える部分にばかりとらわれてしまい、実は見えない部分に欠陥が隠されていたりというようなことがあります。
たとえば確認申請の際に、耐力壁として図面に描かれていた壁が、室内を明るくみせるために無許可で開口部に変更されて、耐震性能に問題がある家。見た目は きれいだけど、じきにヒビが入ったり、雨がしみこんだりするモルタルの薄い外壁の家などがあります。
まず、業者が信用できる会社かどうかも調べましょう。とくにミニ開発専門の建売付き不動産は危険です。役所の宅建業担当課窓口で業者名簿が閲覧できます。営業免許(建設大臣免許と都道府県知事免許の建設番号)の確認。代表者、商号、事務所等の変更が多いと問題が多い会社と言えます。

外観はキレイでも、中身はボロボロなんて事も…。中身が重要!

自然素材のメリット・デメリット

自然素材とは、自然にある原料を化学物質を添加せずに加工した素材です。ですからシックハウスの原因になることがない点、安心です。
さらに珪藻土、炭、土壁、畳、障子・襖などの自然素材は、調湿作用があります。周囲に湿気が多いと湿気を吸収し、乾燥してくると湿気を排出して環境を整えます。ただし、この調湿作用が裏目に出て結露を促す危険性もあるので、使い方に注意が必要です。結露した水は、建材や壁紙を傷めるだけでなく、アレルギー性疾患の原因となるカビやダニの発生を招きます。また、自然素材は原料が安価であっても、施工に手間がかかるのでコストアップになることがあります。

こだわり素材で安心・安全!

永く住みやすい家をつくるポイント

永く住みやすい家をつくるポイント

1. 狭小高さ制限を活かす

ホームシアターやホビールームとして地下室をつくられる方が増えています。狭い土地や、高さ制限などの規制でスペースが取れないなどという悩みをもっている方は地下室を検討してみてはいかがでしょうか?
なお法律上、地下室の定義は天井の高さの3分の1が地面より下にあれば地階に該当します。地下室が地面から1m以上出てなくて、地下室全体の床面積が建物全体の床面積の3分の1以内であれば容積率規制が免除されます。
最近の地下室は開口部を大きくとり、光をたくさん取り入れることができます。換気設備も充実し、地上と同じように快適に利用できるようになりました。土に囲まれているので防音効果や一年通して気温の変化が起こりにくいので寝室などにも利用していただける空間になっています。土圧を受けるのでRC構造が最適です。部屋として使用する場合は、堀割を設け、窓による通風と換気をするのが望ましいといえます。

地下には気温の変化が少ないというメリットも!!
2. 効果を高める

警備会社のセキュリティシステムからピッキングに対応した施錠まで、さまざまな防犯対策が考えられます。ある住宅メーカーの「防犯配慮住宅」は、1階の窓ガラスの全てを破るのに時間がかかる複層ガラス、室内モニターで玄関の様子を確認できるテレビドアホンを標準装備しています。室内の様子を携帯電話の画面に送信してくれるサービスもあります。
外構もピッキング対応の門扉などがそろっています。クローズドタイプの高い塀は、いったん入られると外から見えずかえって危険かもしれません。セミオープンスタイルで近隣の目が届くような外構の方が防犯効果があると言えます。

「見える」という防犯効果!
3. 家の中の事故をする 

安全であるはずの家の中で事故が多発しています。お年寄りや小さなお子さんのいる家庭では、危険な要素を取り除くことが大切です。たとえば階段では、勾配、蹴上げや踏み面を配慮したり、手すりをつけるなどの対策をしましょう。
家の中の小さな段差や滑りやすい床材も要注意です。事故の起こりやすい場所としては浴室で、床の冷たさや温度差のショック(=ヒートショック)で倒れたり、滑って怪我をしたり、溺れることも多くあります。